音楽を人に聴かせるという意識
試験が終わって春休みになりました〜 これでやっと少しはブログの時間が取れる!!
ってことで今日はちょっと部活やらサークルのお話をしようと思います。
極端な意見なので不快に思う方がいたらごめんなさい。
さて、わたしは合唱をやっているとこないだから書いていますが、 改めて自分の立場を少し紹介。
- 合唱歴5年?くらい
- 所属は大学の正式な部活である合唱団
- 歌う曲は主に外国語曲、宗教曲などの合唱曲
- 練習は大学で週3回、演奏会は年2回
- プロの先生をお呼びして練習を見てもらうことも
って感じで合唱をこよなく愛する大学生をやっているわけですが、わたしを含め我が家族はどうにも音楽にうるさい。最近のはやりの音楽など、親の前では「歌い方が下手」「音程が悪い」「声が全然出てない」などとひとたまりもなくけなされるわけです。まあわたしは好きな曲なら聞くしまだ柔軟だと思うけれど。でも曲自体はいいものばかりなのに、歌い手がアレだからもったいないなあって思うことがしばしばです。
大学の部活でも新歓の時期に最大のライバルとなるアカペラサークルがあるのですが、一般的なサークルのあり方自体というか、アカペラに対してもいろいろ思うところがあって。どうしても書きたくなったので書かせてもらいます。
今は合唱曲が大好きだけど中高時代は部活でもポップスばかり歌っていたからアカペラでやる曲自体は好きなものも多いし、きちんと楽しんで聞きたいのだけど、どうしても残念なところが多い。
わたし自身または親が実際にアカペラを聞いてみて感じたことは
・学祭などの発表の場でも身内ノリすぎる
・まず音程が合ってない(完成度が低い)
・マイクの大音量で聞かせるため疲れる
ってとこかなあ…。
大して見てもいないのに何がわかるのかとかそういう指摘はなしで頼みます。実際一度見て何度も見に行こうと思うものでなかったから。
アカペラとか歌っている曲のジャンル自体は否定しません。わたしも好きだから。
でも、なんだろう、学祭とかで発表する場でも、お客さんに聞かせようという気持ちが伝わってこないのが、残念だなあと。
演奏会に向けて日々模索しているわたしたちから見れば、身内ノリで歌って騒ぎたければカラオケに行けばいいじゃんと思うし、どうしてプロでもないのにわざわざ難しいアカペラを中途半端にやって聞かせようとするの? って疑問が出てくる。だって今どき多重録音とかで一人でもアカペラできるんじゃないの? って。
いや好きにやってくれていいんですよ? わたしは納得のいく音楽を聴けないのであれば見に行かないというだけで。合唱とアカペラはそもそも全然違うものだから、棲みわけていれば問題ないでしょうから。
ただ、一つ言いたいのが、同じ音楽を楽しむ人間として、人前で発表をするなら、人に聴かせる音楽を作る努力をしようよ、ということです。もちろん合唱もオーケストラも、演奏会をやっているとはいえ多少自己満足もあるのですが、音楽ってそれだけじゃないでしょう?
まあ合唱が流行らないのは世の風潮の問題だろうから、ライバルをけなすのもこのくらいにして、自分たちの音楽をもっと磨いて発信するために動き出そうと思います。また合唱万歳な記事を書きますよ〜
今日は久しぶりに棘を出してしまいました。全国のアカペラ民の皆さんごめんなさい。
アカペラを心地よく聞ける日を楽しみにしております。