たまごのかけら

広く、深くを目指す雑食系ブログ

たまには合唱について語るよ

また一ヶ月以上たってしまった。ナンテコッタパンナコッタ。

ブログ書くためのまとまった時間とる余裕なんてなかったんだんだよ〜

 

なんでこんないつも忙しいんだろう。定期的なバイトもやっていないのに。

 

定演が終わって、翌日から2泊3日で大阪に合宿に行って、帰ったら大晦日で、正月は風邪治すのに必死で、初仕事の新年会やって、曲探しに夢中になって、成人式があって、定演の打ち上げやってたら、大学が始まってました。

 

今年からきちんと再開しようと思っていた、日々の記録だけは欠かさずつけています。具体的には3年日誌と手帳の週ごとのページに書く日記。

 

高2の終わり頃に始めた「書き物」の形とは違うけれど、毎日真剣に書きつづる文章の数々は、その昔に書き始めた目的と全く同じ。今の生活が残り少なくなってくると、その希少価値に気づき、残したいと思うみたいなんです。ということは、大学生活も半分が終わりかけている今現在ですでに残りわずかだと感じている、ということになる…ああああああ(絶望の叫び)

 

まあでも、毎日ちまちまと記録を残しているから、まとまった長い文章を書く必要性を感じなかったのかな?なんてね。

 

新体制での部活の練習は2月から始まるのだけど、マイブームとしては、まだ決まりもしない次の定演向けの曲を聴くのにハマっています。そんなことより早く練習計画考えろよって感じ。

 

うちの団は外国語曲をやることが多くて、入った頃は慣れないもんだからラテン語の歌ってなんぞやって感じだったし、良さがイマイチわからなかったのだけど、学指揮として先生と選曲交渉を始めればそんなことは言ってられず。

 

女声合唱だけど、宗教曲は本当にきれい。現代作曲家の曲だし、とにかくわたしのおすすめの曲(候補曲なだけだが)をぜひ聞いてみてくれ。めっちゃ良い(ボキャ貧

 

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イタリア語だけど歌詞の意味がとても深い、のだよ

 

 

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これなんて3つ目の男声合唱最高だよ、めっちゃかっこいいよ

うちの男声もこのくらいうまければいいのに(ボソボソ

 

 

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連弾が死ぬほどかっこいいイチ押しの曲なのだが条件的に定演で無理なのがとても悔しいんだよ〜誰か格安で連弾引き受けてくれ(暴論)

 

 

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これできたら楽しいだろうなあ…って

 

ざっとこんな感じ。全部できるわけはないけど、この中のどれか一曲でも先生に採用していただけたらなあああ

こんなに「まともな合唱」にハマるとは思ってませんでした。中高時代はもっと軽い曲しかやってなかったから。

 

でもせっかく大学でも合唱を続けて、しかも学指揮にまでなれて、パートリーダーやライブラリアンとしてまで楽事面のことに関わることができて、広い音楽の世界を知れたこと、一生の宝だなあって思うのです。

 

合唱は健康にもいいから、もしほんのちょっとでも興味があればためらいなくやってみてほしい。

何がいいかって?身一つでどこへ行ってもできるし、楽器をやるよりお金もかからないし、何より、何より…、どこも人手不足だから歓迎されること間違いなし!(つらい)

 

今日はもともとこんな予定じゃなかったのに、いつの間にか合唱を布教する記事になってしまいました。この熱を勉強にも向けなければ(白目)

 

また合唱記事を書けたら書きたいです。

 

おしまい。

鶏口牛後

どうもご無沙汰…一ヶ月以上ぶりですね。すっかり寒くなってしまいました。

 

 

 

 

ブログを放置していたとはあまり言いたくない。書きたいことがないわけじゃない。

なんせ暇がないもので。いや時間は作るものだろうって言われそうだけど、ブログの優先度が低かったから。11月は。

 

大学の部活で合唱をやっているのだけど、その定期演奏会が近いのと、代替わりの時期ということで、来年から運営する学年(3年)になるわたしはやるべきことに追われておりました。多忙を極めてました。その合間に勉強やったりゼミ決めたり。

 

実はわたし、女声合唱の学生指揮者なんか務めることになってしまったんです。

びっくり。いや決まったのは9月末(散々病んでいた頃)だけれど、もともとやるはずだった人が突然やめちゃったせいで、わたしがやることに。

 

普通ならもっと早い段階で決まっているはずのことが、半年以上遅れて改めて決まったわけだから、考えることも準備することも、通常の倍以上のペースでこなさなきゃいけなかったというわけ。

 

はあ疲れた。

 

代替わりを目前に、引き継ぎも済んで、ようやくいろいろと落ち着きました。

 

 

合唱経験はあるけれど、指揮者の経験なんてないし、まだまだ自分が教わりたい盛りなのに、もうすぐ前に立たなければならない。相当な重荷ですよもう。学指揮になっ(ちゃっ)たっていうとみんなは祝ってくれるけども。そりゃあめでたいことでしょうけど。もともとやるつもりなかったんやって(ボソボソ

 

まあやるからにはやるけどね。

 

 

ここでタイトルの話に移りましょう。

 

「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」って割と有名だと思うんですけど、ご存じありますか?

 

大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。▽「寧むしろ鶏口と為るも、牛後と為る無かれ」の略。「鶏口」は鶏の口(くちばし)。弱小なものの首長のたとえ。「牛後」は牛の尻。強大なものに隷属する者のたとえ。(新明解四字熟語辞典)

 

 

わたしは昔からこの言葉が好きでした。母親も気に入っていて、当時はそこまで思い入れもなかったのに、なぜだか最近、突然「これだ!」とひらめいたのです。これこそがわたしの生き方を表す言葉だな、と。

 

具体的に言えるのは、まずさっきから言っている学指揮の話。うちの合唱団は混声でも割と少ないほうで、女声だけとなると20人弱。まさに「小さな組織」です。

 

思いがけず学指揮になったわけですが、小さくとも一つの団としてしっかりとした運営体制のある組織を、引っ張っていくことができるのは、思っていたより嬉しかったようです。

 

あと、学校もそうかな。中高は私立の一貫校だったけど、いたって知名度も偏差値も低い学校でした。まあそこではずっとトップクラス。大学でやっと上位校に混ざれそうな名のあるところに入ることができたものの、やはりもっと上の大学と比べれば大したレベルではなくて、学科の中でも上位にいると思ってます笑

 

そう考えると、どうにもわたしは「鶏口牛後」の傾向が強いなあと。あまり大規模な組織は好まず、こぢんまりとしたところで、だいたい上のほうに立っている。

合唱団だってもっとレベルも高くて人数も多いところはあるし、大学は言わずもがなだけど、今いるところで満足しているんですよね。

 

常に人より優れていないと気が済まないタチだという自覚はあるけれど、それを差し引いても今の人生悪くないなと思います。

 

だって多勢の中に埋もれたくない。

少数の中で目立っていたい。

 

そんなことにはっきりと気づいたのは、割と大きな収穫でした。

 

だから頑張る。

 

 

 

そんな熱意と一時のわけのわからない欲求によって勢いで描いた絵を載せておきます。

題して「鶏口牛後」(笑)

 

 

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文庫本100冊、新書50冊

 

先日、『読書力』という本を読んだ感想を書きました。

 

seventyeight.hatenablog.com

 

読書をしなければいけない理由を、力説している本ですが、いざ読もうと思ったとき、どのくらい読めばいいの?と思ったかもしれません。

 

強烈な印象を残した著者、斉藤孝氏が言うには

 

文庫本100冊、新書50冊。

 

ヒェェ

真に「読書力」があると言えるためには、このくらいの読書量が必要なんだそう。

 

しかも文庫は中高時代までにクリアしておくのが理想だった気がする。

しかも当然ラノベみたいに軽いものではなく、それなりにしっかりした内容の本。

大学生ともなれば新書を読みこなせなければならない。

 

中高6年間でそれなりに図書室の常連だったわたしでも、「何かしら100冊」は読んだかもしれないが、「しっかりした文庫100冊」なんて絶対読んでいない。

 

本を100冊読むには何年もかかるし、大学ももう半分近くまできている。

これからそんな大層な目標を達成できるのだろうか…?

 

と思ったが。

 

別に年数、冊数にこだわることなく、今からでも、読めるだけ読んでみようじゃないか、と思った。

 

社会に出て、働くようになっても、本は読もうと思えば読める(と信じている)。

というか時間が少なくても、ちょっとした時間に気軽に本を読める「体力」を今から身につけておけば良いのだ、と気づいた。

 

以前から、読みたい本はたくさんあって、積読本は今リアルに机の上に積まれている。

そこから手をつけていこうじゃないか。

 

読んだ本は、特別気に入ってブログでがっつり紹介する本だけでなく、ちょっとかじっただけでも、毎月触れた本は、細々とここで記録に残していきたいと思う。読了したものだけに限らず、興味を持った本全般を紹介したいので。もちろん文庫や新書にもこだわらず。後々もっと掘り下げて紹介したいと思ったものは、記事になるかもしれません(?)

 

中高時代は読書メーターを使っていたけれど、これはしばらくご無沙汰しています…汗

でもこれはこれでおすすめ。本好きさんたちと繋がれます。

bookmeter.com

 

 

じゃあここで、ざっくり今月あたりに読んだ本を紹介・記録。

授業関連の本・読みかけのも含みます。

 

・『読書力』斉藤孝(岩波新書

・『高慢と偏見ジェーン・オースティン河出文庫

・『ここまで進んだ!格差と貧困』(新日本出版社

・『ソクラテスの弁明』プラトン/納富信留訳(光文社古典新訳文庫)

・『菊と刀』ベネディクト/角田安正訳(光文社古典新訳文庫)

・『人を動かす』D・カーネギー創元社

・『わたしのドイツ語』田中雅敏(白水社

・『寝る前5分の外国語』黒田龍之助白水社

www.kawade.co.jp

 

うーむ1ヶ月ちょっとじゃこのくらいか。

まあ遊び呆けていた去年に比べたらまただいぶ読むようになったのだけど(これでも)。

 

継続は力なりって言葉を実感しているので、地道にコツコツと読書量を増やしていきたいなあ。

何年かかるかわからないけれど、気がつけばきっと150冊くらい読んでいるから。

 

 そんな読書の秋。

 

『高慢と偏見』をついに読了!

タイトルの通り。
こんな本を読んでみました。
 

 

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この表紙を見て小説だとわかってくれた友人がいたためしがないのですが、れっきとした小説、それもイギリスの有名な古典文学の一つです。
 
原題はPride and Prejudice、邦題に『自負と偏見』なんてのもあります。
作者はジェーン・オースティン、女性作家です。英文学をかじったことのある人なら絶対知っているはず。
知らない人も、シェイクスピアの名を聞いたことがあるならオースティンも聞いたことがあってほしい、と勝手に思ってます笑
かくいうわたしも、英文科なるところに所属していながら、こういった英文学には一切興味を持てずにいたのですが。
 
(ちなみに完全な「英文科」ではないので文学をやらずに他の分野で卒論書いて卒業することももちろん可能です)
 
 
 
映画にもなっていて、わたしは授業で映画を見たのがきっかけで、この本にどハマりしました。
 
その映画のタイトルでは「プライドと偏見」と題されていますね。
 
これはほんとおすすめ!原作とは違うところも多々ありますが、だいたいの流れをつかんでストーリーを楽しむには最適。音楽もきれいだし、何度でも見たくなる作品です。初めて見たときも、画面に食い入るように見入ってました。なおわたしはすでにツタヤで借りて3回見ました!!
 
 
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ジェーン・オースティンの作品はどれもハッピーエンドになっている(らしい)し、あらかじめストーリーがわかっていたほうが本にもとっつきやすいと思うので、ここではネタバレは気にしないことにします。
 
 
 

まずどういう小説なの?

 
恋愛小説です。
こんな堅そうなタイトルなのに。
 
物語の舞台は18世紀末のイギリスの片田舎。中流家庭であるベネット家の5人の娘が登場します。
中でも中心になるのは長女のジェインと、次女エリザベス。この2人はまともなのですが、母親と妹たちはあまりに品がなく、母親のベネット夫人は娘たちに良縁を見つけることしか頭にありません。かろうじて良識のある父親も、事なかれ主義。娘たちを野放図に育て上げました笑。
そんな家族に辟易する上の娘2人の、恋愛事情が事細かに描かれています。
 
彼女らの家の近所に、ビングリーというお金持ちの青年が引っ越してきたところから、物語は始まります。
 
好青年のビングリーとは対照的に、彼の親友ダーシーは陰気そうな印象。
 
ジェインとビングリー、エリザベスとダーシーという組み合わせで、様々なすれ違いや身分が違う苦労などを経て、次第にお互いの距離を縮めてゆくのです。
 
なぜこのタイトルなのか、それは読んでみればわかります。もしくはあらすじ検索すれば一発で出てくるでしょうが。
 
ハッピーエンドなのであとは言わずもがな。
 
 
 

見どころ

 
この本の特徴としては、平凡な家庭生活を舞台としながらも、かなり変化に富んだ恋愛物語を織りなしているというところ。登場人物の描写がとてもわかりやすいです。
 
 
この本で一番すごいなあと思ったのが(ここが一番書きたかった)、クライマックスのあたり。長女ジェインと次女エリザベスが二人とも立て続けに婚約を結ぶ場面。
 
実はこの辺り、結婚とか婚約とかいう「それらしい」言葉を一切使わずに、二人の婚約が表現されているんです。
 
陳腐なプロポーズの台詞に頼ることなく、一見どこがその「決定的な瞬間」なのかわからないほど、緻密に描写されていました。
わたしみたいな大ちゃく者が途中でちょっとハッピーエンドの結末を先読みしようにも、「決定的な瞬間」がすぐに目に入ってこないので、たやすくネタバレすることもありません笑
 
 
ただ、登場人物の分かりやすい台詞ではなく、客観的な言葉だったり長ったらしい重苦しい台詞の数々で物語の重要な場面が細々と(延々と)語られるため、気楽に読みたい人には結構重たいのかなあと。でも、安直な台詞だけで済まされる恋愛物語ではないからこそ、厚みのある読み応え満載の一冊だと思うのです。
 
 
わたしが映画から入ったせいかもしれませんが、ストーリーの流れや人物像があらかじめつかめていると、多少難解な文章もそこまで苦にならず読めると思います。
 
 
実際、最後のほうはオチも分かっていたし、文体にも慣れてきていたので、ページをめくる手が止まりませんでした。続きが気になって気になって。
7月頃に初めて手にとって、途中で挫折しかけたとは思えない勢いで、読みきりました。
 
 

読み終えてみて

 

 英文学なんて興味なかったのに…一冊全部読み切るなんて…!!と感無量であります笑
 
オースティンの他の作品も読んでみたくなりました。『分別と多感』とか『エマ』とか。
もちろん映画や日本語の本で慣れたあとは、原書も読みたい!!相当大変だろうけど。
 
それと、これを違う人の訳で読みたいとも思う。
日本語が直訳すぎるというか、原文を読んでいないからわからないけれど、もっと自然な日本語にしたいなあとか思ってしまうんです。
今までにも何冊か借りて冒頭だけ比べてみて、これは!!という訳に出会ったことがありません。時代が古いから、どうしても会話の口調とかは馴染まないってのもあるんだろうけどね。
 
 
 
一気にジェーン・オースティンのファンになってしまって、イギリスにあるHouse Museumにも行きたくなってしまったり。

www.jane-austens-house-museum.org.uk

 

挙げ句の果てに、今まで眼中にもなかった英文学のゼミもいいかなとか思い始める始末。

 

…って

ゼミガイダンスもうすぐなんだけ

ど!!!

決めらんないんだけ

ど!!!

どうすんだこ

れ!!

 

以上、ジェーン・オースティン=フィーバーでした!!ぜひ本やら映画やら見てみてね!!

 
 
 
 
 
 
 

国会図書館に行ってきたよ!

 
はい、その名のとおり。初めて国立国会図書館に行ってきたんです。
 
目的は、授業で参考にしたい本。
Google scholarで検索に引っかかった学術書で、一部をネット上で閲覧することはできました。
しかし全部読んでみたいと思っても図書館になく(常用している区立図書館二つと大学図書館)、調べてみてもどの店頭にもなく、Amazon紀伊国屋で取り寄せればちょっと高いけど購入できる、くらいのレア度の洋書でした。
 
すぐに買うことも考えたのですが、5000〜6000円もする本を実物も見ずに買うのは、さすがに抵抗があり、国会図書館の書庫に所蔵があるのを確認し、思い立ったらなんとやらで翌日すぐに、永田町にひとっ走り行ってきたというわけです。
 
 
ちなみに友達で国会図書館がどこにあるか知らない人がいてビックリでしたよ…
「なんかすごそうな図書館…新宿にあるの?」とか聞かれて。笑
 
永田町はわたしの母校がご近所にあるので馴染みのある土地でした。
でも国会図書館は初めて!
イメージとしては、薄暗くて物々しそうな建物(ハリーポッターにでも出てきそうな)だと思っていました。
いや実際は普通(というには立派だが)の建物でしたよ。とにかく敷地が広い。
 
 
人気のない官庁街の歩道を永田町駅から歩くこと数分、やはりだだっ広い門があり、そこが利用者入り口。
本館と新館があり、利用者登録がまだの人は、まず新館に行って利用者登録をするようです。
 

利用方法をざっと説明

 
入り口を入ると申込書を渡され、必要事項を書いてカウンターへ。番号札をもらって少し待たされましたが、10人ほどのご新規さんが次々と登録を済ませ、利用者カードをもらっていました。
 
わたしも呼ばれて、カードを渡され、利用の注意事項の説明を受けて、あっさり登録は完了。
 
 
かっこいい〜 

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さてここからが大変。全く初めての未知すぎる世界ですから、どこから手をつければいいかわからない。
 
入館用のゲートはすぐ見つかり、警備員さんにロッカーを案内され、手荷物はコインロッカーに預けました。
中に持ち込めるのは透明な中の見える入れ物に入れられるものだけ。
 
 
大学図書館と同じようにカードをゲートにタッチし、中に入ります。
 
 
資料を手に入れるまで
検索するにはパソコンを使うのですが、ここでも利用者カードをカードリーダーに置く。
 
トップ画面が開くので、検索し、本の詳細ページから「閲覧/貸し出し」をクリック。
書庫にある本は貸し出しはできないので、閲覧だけ。にしても書庫から本を一冊取ってくるだけで「所要時間20〜30分かかります」って長すぎぃ
 
わたしの目当ての本はそこまでかからず、15分ちょっとで来たのですが。
 
 
資料到着のお知らせも、画面に表示されます。別の端末からでも、カードを読み込ませればすぐに情報が見られる。いちいち番号やらパスワードを入力しなくていいところだけは、効率的。
 
それを確認したら、図書カウンター(雑誌なら雑誌カウンター)へ本を受け取りに行きます。
 
ここでもまたカード。カウンターのすぐ向こうには、テーブルがあって、そこに書庫から持ってこられた「利用者待ちの本」がずらりと寝かせて並べてあるんです。
 
 
やっと本きたー!!!と受け取って、手にとって、閲覧室でようやく座って本をじっくり見られたときの感動、いや感激といったらもう。
 
わたしがこのとき借りた本は洋書にしては珍しいハードカバーで(だからあんなに高いのか…)、手にずっしりと重く、持っているだけで、心が満たされるような気分でした。
しかもレア度高いし書庫に眠っているだけあって、新品同様のきれいな本でした(出版年は割と最近)。
 
 
 
 
しかし!感動に浸っている場合ではありませんでした。
 
午後から授業のわたし、そして昼休みに部活の集まりがあるわたし、のんびり本を読んでいる場合ではなかったのでした笑。
そもそも買うかどうか決めるためにざっと目を通しにきたのだし。
ページをめくること20分ほど、もう帰らねばならない時間に。
 
返却するにもカードいるのかよ!!!
 
もちろん退館するにもカード(以下略
 
 
 
まとめ
 
資料を一回請求するたびに20〜30分もかかるとか、多忙な学生にはなかなかしょっちゅう来にくい場所だなあと。
貸し出しはできないから、複写を頼んだりするにもまた時間かかるだろうし、じっくり研究に腰を据えた人でないと活用しきれないんだろうなあ。
広すぎて、限られた時間の中ではとても全フロアを見ることもできず、どこまでどんな空間が広がっているんだろう、ってくらい広かったです。
 
 
まあわたしごときの学生がそんなに国会図書館にお世話になることも多くないとは思うのですが。
 
利用者カードの有効期限は3年だから、大学のうちにもっと活用したい。研究したい。
 
そんな大学2年の秋。
 
 

後日談

 
で、わざわざ見に行った本ですが、結局買いました。一つの授業のためだけでなく、わたしの興味全般を網羅していたから、どうしても欲しかったのです。
アマゾンで、安いのを選んだら、500円分のギフトカードもあって3700円ほどで買うことができました。
 
 
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図書館で見たハードカバーではないけれど(1万以上する)、レア度に加え、必死に探して国会図書館にまで足を運んだという思い出の詰まった、大事な大事な本になりました。
 
 
こんな行動力あるときなんて滅多にないし、いい経験になったぞ〜
 
おしまい。
 
 
 

『読書力』を読んでみた〜読書が必要なワケ

 
 
この前さらっと紹介した『読書力』を、ちゃんと読んでみました。
読んでいたら自分でもどうしても言いたいことが溢れてきたから、まだ半分くらいしか読んでいないけれど、気になったところだけをピックアップしてみたいと思います。
 

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この本は、読書習慣が人間の底力を養うためにどれほど大きな役割をもっているか、それをかーなーり熱く語っている本です。
 

やりたいことがあるって幸せ

 
 
夏休み以降、心身ともに体調を崩しがちだったわたしですが、最近生きる気力が戻ってきました!!
 
まあ自称メンタル瓦なので、闇も一過性のものだとわかってましたが。
 
 
何より勉強するのが楽しくてしょうがない。大学の勉強が、ではなくて、自分であらゆる分野を漁ってはかじり、いろんな新しいことを発見するのが、生きがい。
 
だからこうして、ブログ熱も再発しているし、そのため情報収集に奔走しているという毎日なのです。
 
 
きっかけは、こないだやっていた夏休みのレポートにようやく手をつけたときのこと。渋々読み始めた課題図書を読むうちに、やっぱり普段関わらない分野も面白いなあと思うようになりました。
 
 
気になって調べだしたら止まらない性分なので、課題の本でもあちこちで立ち止まり、ネットや他の本を持ち出して調べ、キーワードやキーフレーズをメモしetc って感じに寄り道ばっかりするので、課題はちっとも進まなかったのですが。
 
前々回の記事↓を書くために必要だった情報も、レポートそっちのけで深夜に突然探し出すという有様。笑
 
でもこの「寄り道」こそが大事なんだと、どこかで読んだような気がします。少なくともわたしはそう思います。
 
 
未曾有の(?)情報収集熱にかられて本に埋もれる日々ですが、その中でまた新たに興味を持てることが増えました。
 
 
こないだから情報、情報ってしつこく言っているけど、情報収集って面白いんですよ。
 
ここに書いてあることは正しいのかなって気になったり、どこかで見たことあるなって思ったら、すぐ他のソースに当たってみる。それはネットだけでなく、自分が持っている中高時代から今までの授業関連資料だったり、家にある本だったり、ここブログで得られる情報だったり。
 
 
情報、って一口に言ってもいろいろあるんですよね。ちょっとまだ未知の世界だけど、IT関連とかの仕事も悪くないんじゃないかと思ったり(完全に専門外だけど)。
 
 
それとたくさんの本を読んで、今まで知らなかったこととかにハッとする体験を繰り返すと、こうして発信したい欲も増す。それは今はブログが一番使いやすいけれど、やっぱり文章に携わることが好きなので、前から考えていた出版業なんかも興味ある。
 
 
もちろん専門の英語や、始めたばかりのドイツ語など、言語を生かした仕事なんて憧れ中の憧れだね。
 
 
…ちょっと興味ある分野が多すぎて、手をつけきれない!どうすんのこれ!!
 
ってことで、ありとあらゆる分野を勉強できる公務員あたりが今一番有力候補
 
 
公務員になって何がしたいか、って聞かれるとまだ曖昧なのだけど、試験までの勉強の過程を想像すると、とてもわくわくする(同時に激しく恐怖)。
 もちろん大学受験のときみたいに生半可な勉強じゃいけないと思うのですが。
 
 
なんかもう勉強中毒だなこれ。でも大学生だからこそできることなんだと思うから、とりあえずたくさん勉強して、経験を積んで、もっといろんなジャンルを扱うより良いブログを目指していきたいのです。
 
 
とりあえず、
 
生きるぞおおお