文庫本100冊、新書50冊
先日、『読書力』という本を読んだ感想を書きました。
読書をしなければいけない理由を、力説している本ですが、いざ読もうと思ったとき、どのくらい読めばいいの?と思ったかもしれません。
強烈な印象を残した著者、斉藤孝氏が言うには
文庫本100冊、新書50冊。
ヒェェ
真に「読書力」があると言えるためには、このくらいの読書量が必要なんだそう。
しかも文庫は中高時代までにクリアしておくのが理想だった気がする。
しかも当然ラノベみたいに軽いものではなく、それなりにしっかりした内容の本。
大学生ともなれば新書を読みこなせなければならない。
中高6年間でそれなりに図書室の常連だったわたしでも、「何かしら100冊」は読んだかもしれないが、「しっかりした文庫100冊」なんて絶対読んでいない。
本を100冊読むには何年もかかるし、大学ももう半分近くまできている。
これからそんな大層な目標を達成できるのだろうか…?
と思ったが。
別に年数、冊数にこだわることなく、今からでも、読めるだけ読んでみようじゃないか、と思った。
社会に出て、働くようになっても、本は読もうと思えば読める(と信じている)。
というか時間が少なくても、ちょっとした時間に気軽に本を読める「体力」を今から身につけておけば良いのだ、と気づいた。
以前から、読みたい本はたくさんあって、積読本は今リアルに机の上に積まれている。
そこから手をつけていこうじゃないか。
読んだ本は、特別気に入ってブログでがっつり紹介する本だけでなく、ちょっとかじっただけでも、毎月触れた本は、細々とここで記録に残していきたいと思う。読了したものだけに限らず、興味を持った本全般を紹介したいので。もちろん文庫や新書にもこだわらず。後々もっと掘り下げて紹介したいと思ったものは、記事になるかもしれません(?)
中高時代は読書メーターを使っていたけれど、これはしばらくご無沙汰しています…汗
でもこれはこれでおすすめ。本好きさんたちと繋がれます。
じゃあここで、ざっくり今月あたりに読んだ本を紹介・記録。
授業関連の本・読みかけのも含みます。
・『読書力』斉藤孝(岩波新書)
・『高慢と偏見』ジェーン・オースティン(河出文庫)
・『ここまで進んだ!格差と貧困』(新日本出版社)
・『ソクラテスの弁明』プラトン/納富信留訳(光文社古典新訳文庫)
・『わたしのドイツ語』田中雅敏(白水社)
うーむ1ヶ月ちょっとじゃこのくらいか。
まあ遊び呆けていた去年に比べたらまただいぶ読むようになったのだけど(これでも)。
継続は力なりって言葉を実感しているので、地道にコツコツと読書量を増やしていきたいなあ。
何年かかるかわからないけれど、気がつけばきっと150冊くらい読んでいるから。
そんな読書の秋。