GODIVAの「義理チョコやめよう」は広く日本に浸透してほしい
ひっっっっっさしぶりにブログ書こうと思ったら、実に1年以上経ってた…
HTML編集のやり方忘れてるし。だめだああああああ
まあ1年以上放置しときながらなぜ今日更新しようかと思ったのかというと。
バレンタインデーの今日、GODIVAの広告が反響を呼んでいる模様。自分にとっても非常に興味深い、書かずにはいられない話題だったので。
「バレンタインデーは嫌いだ、という女性がいます」「義理チョコを誰にあげるかを考えたり、準備をしたりするのがあまりにもタイヘンだから、というのです」「もちろん本命はあっていいけど、義理チョコはなくてもいい。いや、この時代、ないほうがいい」
参考までに↓
率直に言って、
よく言ってくれたあああああああああああああああ(今日の結論)
って感じ。そう感じた女性も多いのではないでしょうか。
自分も中高時代はやっていたけれど
わたしは女子校出身でもあるので、確かにJKをやっていた頃は周りの空気に流されていたこともあって、毎年友チョコを用意して配っていたような記憶はあります。
でも、お菓子作りなど好きではないわたしが毎年山のようにお菓子を作り、山のように持って帰ってきていたのを見て、母はいつも言っていました。「悪しき習慣だねえ」と。
最後の方は作ることもなくなって、配る用のチョコを母に買ってきてもらっていたような気もします。本当に何のためにやっていたのか笑
大学に入ってからも相変わらず部活でお菓子を持ってくる人はいます。でもわたしは義理チョコ(友も義理も変わらん)はやりたい人がやれば良いと思うので自分から配りに行ったことはないし、それについて誰も何も言ってこない空気になっていて、「今は」とても楽なのですが。
悪しき慣習に一石を投じてくれた
とはいえ、世の中には義理チョコを暗に強制される文化が残っているだろうから、どこかで(会社に入ったりしたら)また巻き込まれるんじゃないかなとぼんやり思っていたところ。
GODIVAの広告を見て、日本女性の多くの声を代弁してくれたんじゃないかと思います。
まあもちろん賛否両論渦巻いていますよね。
「余計なお世話だ」とか
「本命ブランドのGODIVAだから言えるんだろ」とか。
確かにバレンタイン商戦に乗り込んでいる他社からしたら、自分たちの売り文句を否定されたわけだから、たまったもんじゃないでしょう。
という意見もわからないでもないですが、そもそも日本って本来と違う目的に各イベントを盛り上げすぎなだけなんだよなあ(ボソボソ
バレンタインホワイトデーはただのお菓子交換会になっているし、ハロウィンは繁華街で騒ぐだけみたいになっているし、クリスマスは(ry
本来の目的に戻そうっていうだけのことだと思うんですけどね。
だから、バレンタイン市場がものすごいことになっている今日にあえてその一石を投じたGODIVAをわたしは評価します。
やりたい人はやればいい、ただ苦痛にするな
この「義理チョコをやめよう」の言葉に隠されているのは、やりたい人とやりたくない人の意思がそれぞれに尊重されるべきっていう単純なメッセージだと思うんです。
チョコをあげたい人はどうぞ今まで通りあげてください。
でもあげようと思わない人を礼儀知らずとか非常識とか言わないであげてください。
言わなくてもそういう空気を感じさせないでください。
わたしみたいに「くれるのは結構だけど自分からは配らない」って毎年配られるお菓子を食べているだけの人間もいます。それを非常識だと思わないでもらいたいのです。
ありがたいことに、わたしは今年久しぶりに本命をあげることができました。早起きしてチョコを作って昼に片道2㎞ほど歩いて家まで届けに行って、帰ってきたら疲れて寝てしまうレベルにやり慣れないことだったので(情けねえ)年に一度の本命だけで十分だなあって感じです。明日は多分また部活で後輩がいっぱいお菓子くれるんだろうなあ。
とまあ余談はさておいて、
あげる自由とあげない自由が、共存できる社会になってほしい。
バレンタインとかクリスマスとか最近の日本の傾向として、「どこかで苦痛を感じる人がいる」イベントって、どこかまちがっているんじゃないのかな。